ラボコープ 
臨床検査専科
サイエンス

当社独自の実践的プログラムに参加して、
臨床検査技師として臨床診断ラボで働くために必要な
スキルを身につけましょう。

臨床検査試験のグローバルリーダーとともに、人々の暮らしに貢献。 


ラボコープのハイブリッド型専門家養成プログラム:ラボコープ臨床検査専科に参加して、臨床検査技師を目指しませんか?12ヵ月の間に、オンラインコースを受講し、当社の 3 つの施設(アラバマ州バーミングハム、アリゾナ州フェニックス、インディアナ州インディアナポリス)のいずれかで実践的な臨床指導を受けます。

プログラムを修了すると修了証書が授与されます。その後は、国家資格試験を受験し、キャリアをスタートさせ、将来ラボで指導的役割を担うために必要なスキルや資格を得ることができます。 
ラボでコンピュータを使いながら共同作業をする若きサイエンティストたち。

ラボコープで広がる、あなたのキャリアの可能性。

革新的かつ包括的な検査サービスで世界をリードするラボコープは、世界各地の 60,000 名を超える従業員に支えられた最先端のイノベーション、サイエンス、テクノロジーに定評があります。当社は、今もっとも重要な健康の課題に取り組み、人々の暮らしを変えるヘルスケアの飛躍的進歩をさらに加速させ、すべての人々の健康を向上させることに注力しています。

ラボコープ臨床検査専科プログラムの参加者は、病院、リファレンスラボ、難治性検査センターでの臨床検査から得られた当社の総合的な知識や専門技術を活用することができます。また、ロールモデルとなる人たちとの交流を通じて、このやりがいのあるキャリアパスで成功するために必要なモチベーションや、プロフェッショナルで倫理的な考え方を養うことができます。 

そして、臨床試験の研究、開発、実施に関わるあらゆる場所で、分析、規制遵守、教育、品質保証、プロセス改善などさまざまな責務に対応し、患者様に信頼できる結果を確実にお届けすることができるようになります。 

プログラムの目的

臨床検査試験で世界をリードするラボコープは、人々の健康と暮らしの向上を使命としています。ラボコープ臨床検査専科(LSMLS : Labcorp School of Medical Laboratory Science)プログラムとラボコープ教育委員会は、臨床検査技師の養成がラボコープの使命の実現において重要な役割を果たすと確信しています。LSMLS は、最新の情報を反映させた、臨床的に意義のある講義を中心とした理論に基づくカリキュラムと、病院、リファレンスラボ、そして当社独自の難治性検査センターにおける実習の機会を受講者に提供します。私たちは、より広範な医療コミュニティと連携しながら、転帰の改善に取り組む有能かつプロフェッショナルな臨床検査技師となる人材を送り出すことに尽力しています。  

ラボコープ臨床検査専科の詳細

プログラムの目標

ラボコープ臨床検査専科(LSMLS)の目標:
  • 能力と資格を持つ修了生のタレントプールを社内に確保し、国内の医療ニーズに対応するとともに、将来的にラボで指導的役割を担うことのできる優秀なエントリーレベルの修了生をコミュニティに送り出すこと。 
  • ロールモデルを提供することで、臨床検査技師のキャリアにおいて必要とされるプロフェッショナルとしての心構えと倫理観を養い、受講者が継続的に専門能力の開発を行う意欲を持てるようにすること。
  • 修了生が、臨床試験の研究、開発、実施に関わるあらゆる場所で、分析や臨床現場での意思決定、規制遵守、教育、品質保証/パフォーマンス改善といった分野のさまざまな責務に対応できるようにすること。

履修科目

履修内容は、国内の医療ニーズに対応できるよう設計されているため、自信を持ってキャリアをスタートさせ、コミュニティに貢献し、ゆくゆくは指導的立場にステップアップすることができます。コースの内容は以下のとおりです:
臨床血液学
血液および骨髄機能の基本概念、正常および異常な細胞形態の識別、血液凝固および止血の理論、臨床検査による疾患の診断、様々な治療法のモニタリング、体液分析用機器、品質管理、および手動法の理解。
臨床化学
臨床生化学の基本概念、化学分析技術を用いた体液中の分析物の同定と定量化、検査結果と病状との相関関係、計測手段と品質管理の原則、分析装置のメンテナンス手順、検体の完全性とトラブルシューティング、化学検査に関連する手動希釈と計算の実行、毒性学と基礎薬理学。
臨床尿検査および体液分析
尿の形成に関わる基本過程、尿、脳脊髄液、精液、胃液、滑液、浸出液、滲出液など、ヒト体液の物理的、化学的、生物学的特性の理解。
ラボの運営:管理および教育
臨床検査に関連する管理(ラボの人材管理と財務管理を含む)と教育の原理と理論の基礎。マネジメント理論、QC/QA、継続的品質改善(CQI)、ラボの財務管理、人事管理、教育方法論、研究デザインおよび実践。
臨床微生物学
診断臨床微生物学の原理と理論。病原性細菌、ウイルス、病原との関連における菌要素および寄生生物、疫学、臨床症状、感染症、抗菌剤、化学療法などに関するトピック。品質マネジメントと品質管理、感染管理、安全性と規制、検体の回収と処理、分子診断学、診断寄生虫学、臨床ウイルス学、バイオテロリズム、特別な集団への配慮などを含むその他のトピック。
臨床免疫学と分子法
免疫学、免疫生理学、過敏症、免疫化学、感染病原体に対する免疫、免疫系障害、臨床応用の原理との関連におけるヒト免疫系。このコースには、最新の臨床分子技術、方法論および計測手段の原理、結果の解釈、臨床応用が含まれます。
免疫血液学
血液型血清学と輸血医学の臨床研究における実践的かつ理論的な概念。受講者は、ABO、Rh、その他の重要な血液型システムの基本的な免疫学的原理を学びます。輸血医学のトピックには、ドナーのスクリーニング、成分の調製と保存、輸血前検査、輸血反応の調査などが含まれます。このほか、胎児・新生児溶血性疾患(HFDN)、自動および手動検査法、品質管理、輸血の安全性および連邦規制要件についても重点的に学びます。

学習の目的

ラボコープ臨床検査専科の修了生は、臨床プログラムを修了し、キャリア登録を完了すると、以下のことができるようになります。
  • 血液学、臨床化学、免疫血液学、微生物学、血清学/免疫学、凝固や分子、その他を用いた新しい診断法などの分野におけるあらゆる臨床検査に精通している。
  • 臨床検査に用いる血液検体を適切に採取し、取り扱い、処理する。
  • ラボおよび病院関連会社の安全ガイドラインと方針に従う。
  • HIPAA規則に従って患者の秘密を保持する。
  • 臨床検査情報と解釈アルゴリズムの開発、評価、相関、正確性と妥当性の保証を行う準備ができる。 
  • 検査システムおよび解釈アルゴリズムの開発・評価において臨床検査技師としての役割を果たす。
  • 認定、認証、免許交付について、臨床検査との関連において理解し、説明できる。
  • 専門職としての臨床検査技師の定義に基づき、自らの行動に責任を持ち、自主的かつ協力的に実践する心構えを持つ。
  • 明確かつ徹底したコミュニケーションを図り、医療チームのメンバー、渉外担当者、カスタマーサービス、患者教育担当者との協議を行う。
  • 臨床検査室における管理原則と責任、およびその適用方法を特定する。
  • 臨床検査の専門家や他の医療従事者、臨床検査実務に携わる人々、および一般の方々に指導できるよう、教育方法論を適用できる。
  • 変化の速いダイナミックな医療提供システムにおいて、臨床検査科学や関連分野のサービスと研究を提供できる。

授業料

プログラム受講中は、授業料が請求されることはありません。ただし、受講者の参加同意書に規定されている特定の状況下においては、ラボコープにプログラム費用の日割り分を返金する責任が生じる場合があります。また、状況によっては授業料にかかる税金を支払う義務が生じることもあります。

受講資格

受講を申し込むには、化学(生化学または有機化学も可)を16単位以上および生物学(実験を含む微生物学も可)を16単位履修し、学士号を取得している必要があります。特に、遺伝学、分子生物学、解剖学/生理学、免疫学、統計学の履修を強くお勧めします。 

申込者は、累積GPA、および理数系科目の平均GPAが 4.0 スケールで 2.75 以上であることが条件となります。GPA が 2.50~2.75 の場合は、個別に審査を行います。

申込者は、ラボコープおよび該当するプログラム関連会社の採用応募書類、薬物検査、および身元確認をすべて問題なく完了していなければなりません。また、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、MMR、水痘、B型肝炎などの予防接種と結核検査陰性の有効な証明書および/または免疫の証明が求められる場合があります。

お申し込みの詳細とスケジュール

2025年9月期の申込受付は、2025年1月1日より開始となります。各申込書類には、推薦状、成績証明書、小論文が含まれます。 

ラボコープ臨床検査専科は競争率の高いプログラムです。毎年秋に 1 グループを受け入れ、各指導施設に最大 6 名の受講者が割り当てられます。ローリングアドミッションまたはアーリーディシジョン(早期決定)は行われません。

ラボコープは EOE/AA 雇用主として、従業員の多様性と包括性を受け入れる取り組みを実施しており、いかなる種類のハラスメントや差別も容認しません。当社は、事業のニーズと個人の資格に基づいて雇用および研修/教育プログラムに関する決定を行います。また、人種、宗教、肌の色、国籍、性別(妊娠やその他の健康状態/ニーズを含む)、家族または親の有無、婚姻関係、シビルユニオンまたは同棲関係の有無、性的指向、性自認、性表現、個人の外見、年齢、退役軍人か否か、障害、遺伝情報、またはその他の法的に保護される特性に基づいて差別することはありません。皆様のお申し込みをお待ちしております。


受講をご希望の方、および現在受講中の方は、受講者ハンドブックへのアクセスについて、 プログラムディレクターにメールをお送りください。受講者ハンドブックでは、必要な機能や受講者向けの方針をご確認いただけます。
プログラムのスケジュール
2025年9月から2026年9月まで開講。計 49週間のプログラムです。 
資格認定および認証
ラボコープ臨床検査専科は、国立臨床検査科学認定機関(NAALCS : National Accrediting Agency for Clinical Laboratory Sciences、住所:5600 N. River Road, Suite 720, Rosemont, IL 60018, 773-714-8880)の認可取得を目指しています。 
お問い合わせ
一般的なお問い合わせおよび受講者ハンドブックのリクエストについては、こちらまで Eメールにてご連絡ください: [email protected]

プログラムディレクターKimacka Randle, MDiv, MSM, MLS (ASCP)CM
SchoolofMLS@Labcorp.com

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